■■■ご入園前に■■■ |
Q.まだ、オムツが取れていないのですが? |
A.排泄の自立は個人差があります。まったくご心配いりません。2歳児の場合、ほとんどの子どもがとれていませんし、3歳でご入園の方でも同様です。でも登園の時はオムツをはずしてきていただき、集団生活の中でトイレットトレーニングを無理なくしていっていただきます。そのため、着替え用のパンツ・ズボンなどはたくさんお預けください。
※トイレットトレーニングの成功の秘訣
1.こどもがトイレに興味を示す
2.ことばがわかるようになる
3.排泄時間が2〜3時間あくようになる
4.親があせったりイライラしたりは禁物 |
Q.衣服の着脱ができないのですが? |
A.心配いりません。
「このボタンをひっぱってごらん」「そうそう、ほうら出てきた、ボタンかけられたわね」うまく出来ると次々とやろうとします。言葉でその方法を誘導、軽く手を添えたりして、努力の成果を大人も一緒に喜び合います。ほめられたり、自分で出来た喜びを知って着脱の意欲を感じ、徐々にその方法を覚えます。 |
Q.どうすればいいの?人見知り |
A.赤ちゃんは、生後2ヶ月ぐらいになると、人の顔を見て微笑むようになります。やがて、特定の人だけに微笑むようになり、早い子では5ヶ月ぐらいから人見知りが始まります。これは、赤ちゃんの順調な精神発達のあらわれです。人見知りをしたときには、赤ちゃんを抱きしめ、不安定な気持ちを受け止めて安心させてあげましょう。成長と共に次第に解消していきますのであまり心配しないでください。 |
Q.食が細いのですが? |
A.食は細いが、その子なりに成長しているとか、活動が明るく積極的であるというような場合は問題ありません。食事の量は、原則として心とからだの動きの量と比例しています。まず子供が体を十分に、しかも心楽しく動かす条件を整えることに力を入れ、食卓の会話を楽しいものにすることでしょう。
子供の欠点や短所・失敗・下手とか遅いということばかり話題にして小言を言ったり、親が手伝って食べさせたり、かまい過ぎ、強制する形の食事では、食事がのどをとおらなくなります。
調理や献立などに変化をもたせ、子供が食べたくなるような盛り付けの工夫も必要です。
あまり食べる量に神経質にならず、少量でも栄養のバランスがよければそれほど心配しないで下さい。 |
Q.こども園にいきたがらないのですが? |
A.新しい社会に慣れるのには、それなりの目的意識・努力・忍耐・楽しみなどが必要しょう。今までの生活に満たされていて、何不自由のない子供達にとっては初めての体験です。ただ行かされている状態では心がおもくなるのは当然です。慣れている園生活でも、友達とのトラブルや苦手な遊び、したくもない昼寝があります。家では園に行っていない下の子の甘えを見たりすれば、口実をつけてでも行きたくなくなるでしょう。朝だけの問題なのか、園の生活は担任の先生に聞き、帰ってからの様子などから原因を探り、それでも子供の気持ちを認めながら、園生活に楽しみが見つけられるようにして、気持ちを整理してあげるうちに、少しずつ気持ちが前向きになることもあります。
家からの一歩外の生活を経験することにより、その子の心の世界と心が広がりながらひとつの山を乗り越えている段階で、大人の協力を求めているのです。一緒に乗り越えようとする大人の姿勢も大切です。 |
Q.こども園てどんなとこ? |
A.保育園と幼稚園の良いところを合わせ持った施設です。就労に関係なく、又は、仕事や病気などで子どもの世話が出来ない親に替わって、子どもを預かるところです。また、就労時間に合わせて、延長保育や休日保育をしています。また、こども園という社会の中で、親の手から離れ、いろいろなルールを守りながら、自分の役割を果たしたり、個々の能力を引き出し、伸びようとする芽を育てるところです。育児真っ只中のお母さんには、子育ての悩みをお聞きしたり、アドバイスもします。 |